柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

カラフルボイセズ ボーカルセッションを聴きに行く

半年に1回ほど開かれている、ジャズシンガーの渡辺直子さん主催の「カラフルボイセズ ボーカルセッション」を聴きに行くようになってから何回目でしょうか。
「カラフルボイセズ ボーカルセッション」と言うのは、アマチュアの方々がジャズを歌う場と言ったら良いでしょうか、当日集まっていきなりセッションするというイベントなのです。
もちろん、楽譜は事前に渡してあるので伴奏の方はそれぞれ練習はしてくるのですが、歌い手さんとは当日が初、そして少しの打ち合わせのみで即本番を迎えるというドキドキの楽しい会で、私の友人もたくさん参加しているのです。
 
先週の土曜日も聴きに行ってきました。
会場は、ジャズ喫茶SWAN
ジャズのボーカルってそんなに興味のあるジャンルじゃないのに、何故か足が向いてしまう。
その理由について考えていたら、昨年の7月に開催された時のFacebook記事に直子さんが書いてました。
そうそう、これなのよ!
私がクラシックの歌を辞めたワケ、そして合唱を辞めた理由はこれなの。
SNSにもちょこっと書いたけど、私は上手な歌じゃなくて誰かの心を動かす歌が歌いたいんだわ!
楽器の演奏でもそうなのよ。
綺麗で上手な演奏なんてクソ食らえ!(お下品で失礼)
下手でも人の心を動かす演奏の方がずっとマシだよ!
 
なのに、どんどん離れてく自分が嫌だったんだなぁ。
そんな事にはとんと興味が無い周りも嫌だった…。
どんどん歌が嫌いになった。
一緒に歌ってる人たちも…。
だから離れることにしたんだけど、でも、やっぱり歌が好き!
自分では到底歌えないけど、そんな歌を聴くと本当に感動するのよね。
 
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(渡辺直子さんのFacebookから転載させて頂きました)
 
 
歌がうまい、、、って?

声量がある。 音程がしっかりしている。リズム感がいい。発音発声がいい。などなど・・・?でもそれだけじゃないところが歌の深いところですよね。

今回のカラフルボイセズボーカルセッションでは、いいなあという歌にたくさん出会えました。「その曲への思い入れや愛やリスペクト」が「その人らしさ」をもって伝わってくるとでもいうか。。。

と、書いて来て、やっべー( ;∀;)と、自戒も込めて思うことですが、慣れてくると「うまくこなす」「それらしく演奏する」ことに傾きがちです。そこにうまいな、スゴイなという感心はあるけど、感動とはちょっと別かもしれません。
偉そうなことを書いていますが、ワタクシも、ますます精進しなくてはと刺激を受けました。

今回も大変多くの方々で盛り上がりました。参加してくださった方々、聞いてくださった方々、歌の伴奏をしてくださった方々、本当にありがとうございました。熱気と和みの入り混じるいいセッションに育ってきていると感じます。

ホストのメンバーおよび伴奏で参加してくださった方々は事前の準備にも精力的に取り組んでくださいました。感謝です。本当にお疲れさまでした。
写真は寺井豊さんからいただきました。全員分!本当にありがとうございました!

次回は12月22日第4土曜日の予定です。