柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

友人の歌の発表会を聴きに行って感動について考える

昨日は、久々に友人が習っている歌の教室の発表会を聴きに行ってきました。

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演奏会やコンサートなどに行くといつも考える事なんですが、声が出来ていても、演奏技術が優れていても感動するわけじゃないんだなぁということです。今回はアマチュアの方(中には二期会所属の方もいましたが)メインの発表会だからという事ではありません。プロの方の演奏でも同じことが言えます。

 

そこで、「感動」について考えた過去記事をさがして読んでみると、どうやら私は「感動」というエネルギーが伝わって感動するんだと考察している事がわかりました。

 これとか、

kyonzy.hatenablog.com

 

これですね。

kyonzy.hatenablog.com

 

自分のブログ、「感動」で検索したらいっぱい出てきました。ちょっと笑った(笑)

 

そんな時にブロとものオカリナママさんから、一本の動画を紹介してもらいました。


奇跡のレッスン 「楽譜が物語に変わるとき 弦楽器(前編) ダニエル・ゲーデ」

 


奇跡のレッスン 「楽譜が物語に変わるとき 弦楽器(後編) ダニエル・ゲーデ」

『奇跡のレッスン 「楽譜が物語に変わるとき 弦楽器」』というタイトルで、一連の奇跡のレッスンシリーズと同じように、世界で一流の人が子供たちに教えるというものです。この中で、指導する世界的バイオリニストのダニエル・ゲーデさんが言っています。演奏者は音で感情を伝えると。それを見て、ああそうなんだと思いました。演奏者に伝えたい感情があって、その感情が伝わった時に感動するのかもって。

 

そう考えると自動ピアノで感動しない理由やカラオケで感動しない理由もわかりますね。伝える感情が無いからです。そして、大抵のクラシックの演奏で感動しないのも、ポピュラーだと感動しやすい理由もここにあるんじゃないかな。技術的な部分が難しいクラシックでは、正しく演奏することに意識が行き過ぎて感情を伝えることが疎かになりやすいですし、逆にポピュラーな曲は技術よりハートが大事にされるからだろうと思います。

 

あー、そうなんだと思いました。他にも大切な内容が盛りだくさんな動画です。音楽をする人ならば、是非見て欲しいと思いました。

 

さて、そんな事を考えながら聴いていた昨日の発表会でしたが、終わった後に懐かしい友人と出会いました。それこそ、3年か4年ぶりくらい?昔、とある先生のグループレッスンを一緒に受けていた仲間です。今も先生は違いますが、精力的に歌を習っていて発表会にも参加しています。近況はフライヤーなどで知っていましたが、直に会うのは本当に久しぶりでした。演奏会が終わってから、会場をファミレスに移してお喋りは尽きません。こんな偶然な出会いも嬉しいものです。

 

音楽には色々な楽しみ方があって良いと思うし、皆んなが私のように考える必要もありません。でも、せっかく音楽をやるなら、たまにはこんなことも考えてみたらどうかなとも思います。