柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

西潟先生のレッスンでした

昨日は西潟先生のレッスンでした。
 
ベースさんも復帰して、久しぶりに全員がそろった練習になりました。
レッスン室が狭く感じますね~ (^_^メ)
 
先週やっとベースさんの音取りをしたバードのAve Vermをやりました。
ベース、頑張りましたね。
先週の音取りは1ページしかやらなかったのに、最後までどうにかこうにか歌ってしまいました。
みんなのフォローも良かったと思います。
 
(続きです)
今日は頭蓋骨の話。
 
みなさんが持っている頭蓋骨、それを想像してください。
標本などで本物を見たことがある人はラッキーです。無い人は後で調べてみてね。
 
まず、頭蓋骨として一つになっているのは上顎までで、下顎は関節によって上顎につながっています。
声を出すときは上顎で出します。出来れば、良く言われているようにマスケラ、目の高さで
出すのが良いでしょう。(最近は諸説ありますが、一般的にはです)
 
声帯は当然ですが喉にあり、声は声帯を震わせて出すので下顎が鳴りやすいです。
特に低い音域を歌うときに鳴りやすく、ベースやバリトンを歌う人に多いような気がします。
音を胸に響かせようとしたり、深い声を出そうとしてなるのかもしれません。
 
でも、低い音でも高い音でも基本は一緒、目の高さです。下顎が鳴ると口の形が変わる度に
音が変わったり、音が喉にくっついているので飛ばないのです。
 
自分が声を出す時に下顎を使っているかどうかは簡単に調べられます。
歌いながら(しゃべりながら)下あごを左右に揺すってみて下さい。
その時、きちんと歌えなければ(しゃべれなければ)下顎を使っています。
 
みなさん言えましたか?「こんばんわ」と言いながら下あごを動かせますか?
 
 
高い音は必然的に頭蓋骨の上の方を使うのであまり下顎は気になりません。
中音域から低音域になるにつれてが苦しくなります。
 
良い頭蓋骨の図が載っていたのでアドレスを貼っておきます。