柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

いい事言うね

今日はバッハの練習でしたが、その中で指導者の方が良いことを言っていたので、記録として書いてみます。


練習をする時に、これ以上は遅く出来ないってぐらい遅く練習するのだそうです。

何故ならば、絶対出来るであろうテンポで練習すると、リラックスしてα波が出るので、習得率があがるのだと。

出来るかどうかギリギリのスピードで練習すると、ストレスがかかって効率が悪いのだとか。


ナルホド~。


ストレスというのは、石器時代にオオカミと対峙した時に発生したものなんですって。知ってました?


オオカミと戦うか逃げるか!

そんな状態になると、人間はギューっと体が硬直してストレスが生まれるんですって!

だから、そんな状態で練習しても効率が悪いらしい。




本番1週間前くらいまでは、通して練習しないとも言っていました。

2小節を延々と練習することもあるし、出来るようになったらもう2小節と広げていったりするそうです。



こんな例えも話してくれましたよ。

全く知らない人の名前を、とってもゆっくり10回唱えた場合とすごーく早く10回唱えた場合。
どちらが記憶しやすいかと言ったら、ゆっくり唱えたほうなんですって!

それは、やはり早く唱えるとストレスがかかり、ゆっくり唱えるとリラックスして早く覚えられるからだそうです。


いや~、ちょっと面白い内容でした。