柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

Duo Live 2017

昨日は雨の中、砂丘館までFabio Bottazzoと田中トシユキのライブを聴きに行ってきました。



先日、田中さんのアコーディオンやピアノを聴いてから是非一度ライブを聴いてみたかったのです。
しかも、今回は一度レッスンを受けたことのあるファビオ先生とのコンビだということで、楽しみにしていました。

砂丘館は、新潟でも浜の方にある旧日本銀行新潟支店長役宅の通称です。
この並びには昔の旧制新潟高校の寮である六花寮などがあり、文化の香りのする界隈でした。
その六花寮も今や取り壊され、旧日本銀行新潟支店長役宅も砂丘館と名を改めて芸術や文化の催し物をする会場として広く使われています。


さて、そんな会場で行われたDuoライブですが、ファビオ先生の柔らかなギターと田中さんの愁いを帯びたアコーディオンが秀逸でした。



今回はアコーディオンの他にクラリネットも披露してくださり、多才さを感じました。
もともとはジャズピアニストなのを忘れそうです(笑)

ファビオ先生も、今回はギターの構え方が面白く琵琶のような構え方で弾いていました。
まだ研究中だとおっしゃっていましたが、ポルトガルギターのようで良かったです。

休憩時間もゆったりと取られていて、間にイタリアとフランスのワインそして焼き栗のサービスまでありました。



私も初めて知ったことですが、イタリアでは11月11日の聖マルティーノの日には焼き栗を食べる習慣があるそうです。
イタリア出身のファビオ先生が日本でも美味しい焼き栗が食べたくて、中華鍋に穴を開けてもらって焼き栗を作ったのが発端とか。
本当に美味しい焼き栗でした。

もちろん、演奏も素晴らしかったですよ。



雨の夜に、廊下のろうそくがしっとりと寄り添うように灯っていました。