柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

next to normal その1

昨日の夜は、人生で2度目のミュージカルを見てきました。

http://www.tohostage.com/ntn/

最初に見たのが学生のころだから、かれこれ◯◯年前ね。
しかも、見たのは王道の劇団四季のキャッツ。
でも、全然記憶無い。猫耳のカチューシャ買ったのだけは覚えているんだけどな。
どんだけ興味無かったんだろ~ってことですよね。


そしてその次に見たのがこれ!?って感じのミュージカルな訳ですが、なかなか良かったです。
途中で、不覚にも涙してしまったし。最後はオールスタンディングでしたね。

まず、最近のミュージカルがそういうものなのかどうか、見なれていないのでわからないんですが、ひとまとまりの歌が終わると拍手するんですね!ほぇ~、田舎者のオラはビックリ。

普通、クラッシックの場合はあんまり途中で拍手とか入れないじゃないですか。
あんまりどころか、入れたら白い目で睨まれたりして。

そういう意味では、すっごい昔のオペラみたい。
昔のオペラって、アリアの後に拍手があったりして、そうするとアンコールにもう一回歌ったりなんていうのがあったんですよね。(そういうDVDを見ました)


だから、最初はちょっと戸惑いましたね。

それと、楽曲がすべて生バンド演奏だったのが迫力あって良かったです。
やっぱりポピュラーでもクラッシックでも生はイイですね~。

歌に関しては、本当はシルビア・グラブのダイアナが聴きたかったんだけど、日程的に安蘭けいさんだったんですが、良かったです。
彼女は宝塚の出身らしいですね。歌唱力もあって、演技も良かったです。
 
マイク付いてると思うんだけど、喉がきちんと開いてるのでしっかり拾ってましたね。
伸びやかな声でした。
それに比べてナタリー役の村川絵梨さん。低い音になると地声になってしまってマイクでも聴こえないってことが何度かありました。

ダン役の岸祐二さん。彼もまた、後半キツそうでしたね。
高く張り上げるところはいいのですが、中声部になると声が枯れそうになって、喉大丈夫なのかなと心配してしまいました。
 


ポピュラーの発声って、クラッシックとはまた違って地声を使うんだけど、それを上手く響くところへ当ててるように感じました。普通に歌ってるのとはちょっと違いますよね。

もちろん、喉は開いてるのが前提でしょうけど。
 


長くなって来たので、内容についての感想は明日に回すとして、実はもう一つ感じたことが。
 
この公演に行く前、夕食を食べる暇も無いし喉も渇いたので、スタンドバーでビールを一杯飲んだんですよ。
美味しかったんだけど、1日歩いて疲れているし、これはつまんなかったら完璧寝ちゃうな~って思ってました。
 
でも、一睡もしなかったんですよ、一睡も。ビックリ。
それで思ったんですが、良い演奏や公演にはエネルギーがあるんだなーってこと。
以前、合唱の演奏会でもちょっと感じたことがあるんですが、下手な演奏にはエネルギーが無いんですよね。
ハット気付きました。だから眠くなる。
 
そして私の昨年からの課題ですが、何に感動するのか。
そう、そのエネルギーに感動するんだなぁってわかったんです。