柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

曲想

3連休最後の月曜日は長岡でした。
 
昼寝をしたので、夜は元気に練習に行けましたよ。
発声のあとはいつものように別室練習へ。そこで練習の合間に、指導の先生がこの曲についての
自分の考えを話して下さいました。
 
宗教曲のようにKyrieやGloriaが入っているのに、曲は映画やドラマのようにダイナミックで
まるで舞台音楽のようなこの曲。先生の話を聞いていと、目の前に映像が浮かんでくるようでした。
おろかな事(戦争など)を繰り返す人間達、そして戦うことの気持ちの高揚と悲しみ。
 
原爆。。。。
 
 
廃墟となった地にたたずむ人、焼け野原となった町を這いずる人々。
 
話を聞いているだけで胸が苦しくなります。
 
 
 
そして最後に、また平和を願う人間達。
でも、その平和は続かずまた戦争が始まるかもしれない。
 
 
そんな曲想の話を聞いていると、K.ジェンキンスの平和への道程というこの曲が、
そのドラマチックな音楽とは別に、壮大な人間としての願いを秘めた曲であることが見えてくる。
 
 
は~~~、その作曲者の思いにどれだけ答えた演奏をすることが出来るのかしら?