柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

久しぶりの録音

グループレッスンを受け始めて足かけ2年になるでしょうか。みなさんそれなりに進歩があるようですが、
いつも思うことは「みんなレッスンの受け方がヘタだな~」ということ。
 
 
 
グループで受けてるから、自分以外の人が指導されている時もあるんだけど、特にそういう時に
感じます。確かに自分のことを見てもらっている訳ではないんだけど、人のふり見て我がふり直せという
ことわざがある通り、とても学ぶべきところがたくさんあるんですよー。
 
それに、声という目で見えないものを具現化するためには、多くの人の賛同が必要なんです。
ま、まれに著名な人の意見が必要だったり、自分にヒットする言葉が必要だったりする人もいるけど、
やっぱりまわりの人たちに「今のは良かったよ」とか「さっきの方がいいみたい」とか言われることは
非常に参考になるし、声の方向性がハッキリするんですよねぇ。
 
これぞグループレッスンの醍醐味!
個人レッスンでは聴くことの出来ない多くのサンプルを聴けるんだから、お・と・く
だからグループレッスンは止められないっていうカンジなんですけどね~。
個人レッスンの時には味わえない楽しみです。
 
 
 
ところで、久しぶりに前回と今回のレッスンを録音してみました。
自分の声に関して言えば、個人レッスンはお休みして久しいのですが、大分声が変わってきている
のに驚きました。
 
 
確かに、グループレッスンを受けている先生は私のような声の人には合っているよと言われて
いたんですが、やっぱりそうかも。もう少し明瞭さと細さがあれば自分が求めている声としては
大満足なんですが・・・・。
あまりにソリスティックになっても、アンサンブルや宗教曲を歌うには不釣り合いかなと思うので、
歌う技術や声のテクニックより、あくまでも歌いたい曲にあった声になるほうが良いような気が
します。プラス歌い方も。
 
いまさらですが、個人レッスンを続けている多くの友人たちの演奏を聴いてみて、感動を覚えるような
演奏というのは数えるほどのような気がします。確かに技術は大切ですが、歌を聴いて感動したり
何かを感じたりするっていうのはそれだけでは無いのではないかと感じるこの頃です。
 
一番大切なもの。それを見失ってはいけないのではないかと。
最近の音楽家でも技術はスゴイけど、なんだかなーっていう人が多いですよね。
けっして上手いとは言えないかもしれないけど、自分の世界を持っている。そんな演奏が
出来る人になりたいですね。もちろん演奏技術もあるに越したことはないと思いますが、
技術があるからと言ってそういう演奏が出来るかと言ったら、そうではないですよね。
 
 
もう少し深く考えてみたい内容です。