柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

旅したい!美味しい浮世絵

旅したい!美味しい浮世絵』と言うNHKの番組があって、ちょっと覚え書きとして記録しておきます。


江戸時代の天ぷらについて

江戸時代はごま油で天ぷらを揚げていたそう。
それは、ごま油が当時一番傷みにくかったからだそう。

そして、木造長屋が多かった当時は、室内での火気は厳禁。
それで屋台の食べ物屋が繁盛するようになったそう。

天ぷらは、今の値段で言ったら一本10円。
爪楊枝で刺して食べるのが普通だったらしい。



江戸時代の蕎麦

夜泣き蕎麦、夜鷹蕎麦とも言われ、落語では夜にしか登場しない。
かけ蕎麦が一杯16文。月見やたぬきが24文、天ぷらは36文と16の倍数で値段が上がって行った。1文は今の20円。

屋台の蕎麦は衛生的理由で温かい蕎麦が多かった。
あと、冬も今より寒かったので当時は温かい蕎麦がありがたがられた。

蕎麦は当時、蒸して作られていて、つゆは醤を大根の絞り汁で伸ばしたものをつけて食べていた。

今のような茹で蕎麦で、鰹に醤油を足したつゆで食べるようになったのは江戸時代も後期になってからだそうだ。