柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

妙高リトリート その1

先週の土曜、日曜、月曜と『妙高高原で願望実現!~真夏の夜の夢~ヒプノリトリート』と銘打ったヒプノセラピスト根本恵理子さん満月堂の望月均さんとの共同開催リトリートが開かれました。

私、実をいうと最初はあんまり参加に乗り気じゃあ無かったんですよ。
もしかしたら、週末飲み会が入るかもしれなかったし・・・

でも、ドタ参OKだって言ってもらったし、結局飲み会の連絡も無かったので、練習のある土曜日は不参加にして日曜日から1泊2日で参加する事にしました。

せっかく同じ県内にいるのに参加しない手はないっていうのもありましたしね。


日曜日のお昼くらいに着けば良いということで、今回はたらたら電車で行く事にして、特急と鈍行列車を乗り継いで妙高高原駅に着きました。

駅には今夜宿泊予定の田端屋の女将さんが迎えに来てくれました。
もちろん美人女将ですよ!
田端屋さんは1905年創業の杉野沢で一番最初に出来た宿です。



宿に着くと他のみんなはまだ帰ってきていませんでした。
女将さんが、他の人達が昨日行ったと言う苗名滝に行って来たらどうですかと言うので、ちょっと億劫だったんだけど(なんせ方向音痴)行く事にして宿を出ました。

さてさて、女将さんが説明してくれたハズなんですが、やはり迷った!
そしてもう一度戻って、途中から違う道を行くと地図がありました。
ヤッタ!

けれど、そう思ったのもつかの間。
またまた変!?
先ほど聞こえた川の方からはどんどん離れて行くみたい。

え~ん、どうしてこうも方向音痴なんだろう(泣)
もう最後の手段はiPadの地図を頼りに行くしかない!

そう思って、道なき道を進む。
すると、なんとか川沿いに出ました。
もう、ここまでで一時間はかかったかな。
最初は確かに道を間違った私が悪いんだけど・・・でも、30分位って言ったじゃないか~って半分泣きそうです。

後はこの川沿いに沿って行けばいいんだから安心だ。
そう思って歩いていきます。
川はそんなにきれいではありませんが、川岸には花が咲いていて蝶が飛んでいます。
あれ~、もしかして呼ばれてる?

何故かそんな気がしました。
だいたい昔から、道に迷う時は呼ばれている時がほとんどです。
しかも、蝶は歓迎の印ですし。

えーえーえー!

もうそれからは一心不乱に歩きます。
もう、疲れも感じません。

どんどん歩いていくと急に綺麗な道が現れ、そこだけ妙に観光地化された休憩所が現れました。
滝まで500Mと書いてあります。
ひ~、あと少しだ、ガンバロ~!

途中で吊り橋があり、おサルさんと遭遇しました。



サルとは目を合わせてはいけないと言うので、せっせと写真を撮ります。



敵もさる者(ダジャレじゃないよ)、安全な所へ行ってから目を合わせて来ます。

そして、やっとの思いで到着。
苗名滝は平成7年の大水害のため随分と姿を変えてしまったらしいです。





安全のために砂防堤が作られたり、大水害で流されて来た岩が残ったりして以前とはだいぶ雰囲気が違うのだそうです。

でも、滝自体は勇壮です。



滝前に東屋があり小さな祠がありました。
そこで祈りを捧げ、滝を後にします。
すると、「ありがとう」と言う声が背後から聞こえました。

振り返ってももちろん誰かがいるはずはなく、う~ん、誰かはわからないけどそのために呼ばれたのね~と滝を後にしました。
この誰かは後で判明することになりますが、今は置いておきますね。

さて時間はすでにお昼の予定の1時半に近づいています。
一旦宿に電話を入れようと思ったら、ヤダ圏外です。
これだからPHSは使えネェ・・・

とりあえずメッセンジャーで連絡を取ると、戻りは2時くらいになると言うので一旦宿に戻ることにしました。
女将さんは迎えに行きましょうかと言ったのですが、大丈夫だからという事でお断りしました。
実は、ここへの道すがら私は見たのです。
どう見ても近道なはずの通行禁止の札がかけられた道を!

どうしてもあの道を通りたい!
その気持ちを抑えられません。

しかし、その気持ちはすぐに打ち砕かれます。
通行止めの道を3分の1程進んだ時、雨が降ってきました。
え~、どうしよう・・・
引き返すべきか進むべきか、悩みます。
少し待つと小雨になって来たので進むことにしました。

祈りの時の雨は慈雨です。
どなたかはわかりませんが、先ほどの感謝の雨なんでしょう。


途中でメッセージが来ました。
女将さんです。
雨が降ってきたので迎えに行くとの事。

私がすでに半分くらいは来ていることを伝えると通行止めの入り口で待っているとの事で、そこでやっと雨から逃れることが出来ました。

宿に戻ってみんなに連絡を取ってもらうと、みんなは直接昼食会場に行くとのことで、結局また苗名滝に戻ることになりました。

女将さんに再び苗名滝まで乗せて行ってもらい、苗名滝の休憩所で流しそうめんに参戦。
これも面白かったですよ。
冷たい水でキリッとしまったそうめんは美味しかったです!