妙高リトリート その2
さて、お待たせいたしました~♪
流しソーメンの遅い昼食を終え、宿に戻りました。
他のみなさんは昨日からお泊りなのですでに打ち解けていて、今日から参加の私はちょっと疎外感を感じます。
お楽しみのヒプノリトリートの時間までは自由時間という事で、自由に過ごすことになりました。
私は1時間半くらいしか歩いていませんが、夢見平に行かれていたみんなは4時間も歩いて少々お疲れなご様子です。
部屋で休むという同室の方を残して、私は会場になる部屋に行きました。
そこでちょっと話していて驚いたのは、同い年が多かったこと!
学年は違っても干支が一緒の人がこんなに多かったことは、さすがに色々な所に参加している私でも珍しいことでした。
私と同い年の方が他に二人。
思わず盛り上がりました。
後で出てくるペンション『森のなか』でのBBQでも、世代が近くて盛り上がり方がハンパ無かったです(すみません、お若い方)
さて、根本恵理子さんも起きてきて、お楽しみのリトリートが始まりました。
今日のヒプノは本来ならば願望実現ワークなのですが・・・とのっけから話し始めます。
それは「幸せってなんですか」ということ。
雲黒斎さんいわく、幸せ=現実・実感/理想・願望 なんですって。
つまり、理想や願望が高ければ高いほど、不満足感が残り幸せに感じないという事です。
逆に言うと、理想や願望が「0」ならばすっごい幸福ってことですよね。
私もこれを聞いて、ガ~ンと来ました。
そうだ、そうだったんだ!それこそが幸せ♪
そこで、今日は願望実現ワークの予定だったんだけど急遽普通の前世ワークに変えますとおっしゃいます。
だって、これを知ったら引き寄せの法則とか感謝の言葉とか必要ないでしょ~、って。
そ、その通りですよね(^_^;)
さて、本題の前世療法に移ります。
一応、今日から参加の人が(私を含めて)2名いるので、簡単な自己紹介から。
そして、説明は昨日してあるので、今日はすぐに誘導に入ります。
自己紹介の時に見たいものがあれば言うのですが、私は今日の滝での出来事を話して、その理由と誰だったのかを知りたいと話しました。
だって気になるじゃありませんか~(>_<)
いつもの誘導が始まります。
「お花を想像してください」「小川を渡りまーす」
さっき、滝へ行く途中でいっぱい見たので簡単です。
疲れているせいか眠る人続出のようで、なかなか進みません。
私、勝手に先に進みます。
花、勝手に手折ってしまいました(汗)
おかげで葉っぱが見えません(泣)
蝶は先ほど見た黒い蝶。
なんか、小川は渡った記憶が無い・・・・
霧が晴れると見えてきました。
足を見ると、先端に黒いカバーのついた下駄を履いていました。
狩衣のような着物を着て、黒い烏帽子のようなものを被っています。
手には篠笛を持ち、月光に照らされた滝の傍で流麗な音を響かせています。
えぇ~!私、今度の日曜日に篠笛教室の見学に行く予定なんですケド。
どうやら、その人は供養のために笛を吹いているそうです。
昔、この滝の近くに村があって一人の娘が住んでいたそうです。
それほど美しい娘では無かったそうですが、働き者でほがらかな良い娘だったそうです。
いつもその娘が、滝のそばの川へ水汲みに来るのを楽しみに見ていたそう。
しかしある日の夜、娘は滝に身を投げて死んでしまったんだそうです。
え~、それって昼間行った苗名滝の事ですか!
それ以来、月夜の晩に滝で笛を吹いているそうです。
滝壺に身を投げた理由はなんだろうか?
一生懸命探りをいれます。
病気とかで人生を儚んだとか、魔女だと思われて村八分にされたとか(ヲイヲイ、日本だよ)
色々聞いてみたけど、答えません。
洪水があったとか?
ちょっとムッとされます。
(スミマセン・・・)
「年号とかわかりますか~」
年号!そうだ何年ごろなのかな?そう思ったとたんでした。
ふっと睡魔が襲い掛かってきました。
根本さんに肩をたたかれて起こされた時、ふっとビジョンが現れました。
あ、暴漢に襲われたんだ!
辱めを受けた娘は、それを苦にして身を投げた!
再び、狩衣の男性が話し始めます。
だから、私はそれ以来ずっとここで笛を吹いておる。
もうずっと昔のことで誰も覚えてはおらぬが、今日は祈ってもらってありがたかった。
そう言うと、狩衣の男性はすっと上を見て龍となって滝を上って行きました。
ヒェ~、、、あなた龍神だったんですか!
今日滝に呼ばれたのも、雨が降ったのも、すべてあなたですかっ!
その後のシェアでも、お隣の方が同じように龍だったりしてシンクロがありました。
同じような時代を見ていた方もいらっしゃいましたし、不思議とシンクロが多い日でした。
そしてこの後は、美味しいおいしい宿の夕食を召しあがったのですよ。
あ、その前に宿からすぐ近くの温泉にも行ったのでした。
山菜にニジマスのから揚げ、豚のしゃぶしゃぶ。美味しい!
田端屋の女将さんと森のなかの女将さんも交えてのお写真です。