オカリナライブ
皆さんはオカリナの演奏というとどういう感じをイメージするでしょうか?
最初はギターの弾き語りから始まりますが、間奏部分でオカリナがメロディーを奏でます。
指揮者がいて大勢で吹くアンサンブルや、CDをかけて一人で吹いている感じでしょうか?
クラシック出身の方でピアノなどととオカリナを合わせたりしている方もいらっしゃいますね。
でも、そういう今までのオカリナとは違う、新しい世界を作り出している方を紹介したいと思います。
最近、私が一緒にオカリナを吹かせていただいている方はオカリナ自体はまだ1、2年という事ですが、ジャズ歴は高校生くらいからと長く、トランペットやベースなどの楽器も経験されていて音楽キャリアは長いかたです。
今までもyoutubeに動画を撮ってアップしたり、邦楽関係の方とセッションしたりもしていますが、今回は『時屋』という、新潟にある老舗のライブのお店に出演するということで聴きに行って来ました。
今回の聴きどころは、なんといってもブルースを歌う方とのユニットという事。
いったいどんな感じになるのかと興味深々で出かけて行きました。
最初はギターの弾き語りから始まりますが、間奏部分でオカリナがメロディーを奏でます。
ギターの弾き語りはブルースがメインで、これまた渋いです。
私は、ブルースの曲はほとんどこの方に教えて頂きました。
「ウィスキーが、お好きでしょ」などの曲も、オカリナで吹くとまたいい感じですね。
途中からはブルースハープが入ります。
まさしくブルースにぴったり!
そしてアンコールは再び三人での演奏。
適当に入ってよということで、ほぼアドリブ!
それでも二人とも難なくこなすあたりが音楽のキャリアを感じさせます。
オカリナの演奏って年配の方が多いんですが、こういう感じで演奏に加われるともっと若い人も増えていくんじゃないかなと思います。
オカリナ同士だけじゃなくて、もっと他楽器との競演をしていくべきなんじゃないかと。
実は私、9月には『オカリーナの集い』でこのメンバーと出る予定なんです。
果たしてどうなるのか?
今まで器楽はオッケーだったけど、声という楽器は許されるのか。
その辺も含めて課題はあるのですが、楽しみでもあります。