柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

バードさん

昨日の夜の練習は、新しく出来た江南区文化会館の練習室で行いました。
とってもオサレ過ぎる建物でしたが、歌のほうはちっともオサレじゃなかったですね。

今日はさっき迄レッスンだったんですけど、レッスンを受けてみると、この曲ってこんなに洒落てて綺麗な曲だったのかっていう発見がたくさんありました。昨日の練習は何だったんだーって感じです。

当然ですよね。バードさんの曲ですから。バードと言っても鳥ではありません。イギリスの作曲家で、正確にはウィリアムバードと言います。
バードのミサ曲といえば、落日の輝きというか没落する栄華の残り火のような美しさがあって好きです。和音の構成も洒落ていて何気に凝ってます。そこが難しい。素敵なのに、その素敵さが出せていないーーー(;´Д`A

3度の和音が多く、2声の3度和音にもう1声が3度で入って来るなんていうパターンがざらです。簡単なファラドやシレソの和音なのに決まらない。音だって二つしか無いことだって多いんです。
もっと響きを揃えること、最後に一緒に終わる時は息を揃えること。言われた事を一つづつ直して行くだけで随分とすっきりして和音が見えるようになって来ましたね。

11月の本番まであとわずかです。何とか人に聴かせられるような曲に仕上げたいものですね。