柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

書き込みが出来ない

先日の木村さんの記事で、コメント欄に書き込みが出来ないという事で直接メッセージ頂いたので、改めてこちらに転載させて頂きたいと思います。


******これより転載******

夜分遅くに申し訳ありません。
ブログ拝見してコメントしようと思ったらうまくいかなかったのでこちらから

ぼくも新潟で農業を10年余りやっていたので凄く嬉しく拝見しました。
書くと長くなるので短めに。
ぼくも木村さんの本は読ませてもらいました。
いい意味でも悪い意味でも感動しました。
木村さんのおっしゃる無農薬無化学肥料栽培は理想です。
それに近づけてみんながやればより安全で安心できる作物が出来るはずです。
これまでの農家の子弟だから農業をやるのではなく、農業も知識や経験、センスがものを言います。
ただそれだけではありません。自然相手です。宮沢賢治のように自然の前ではオロオロしたりするしかないのも人間です。
人間の傲慢さを捨て、自然と向き合うことが必要だと思っています。
以前、有機農業で神様と崇められる人の農場を見学したことがあります。
もの凄い嫌な臭気がしました。
動物質の有機肥料を多投していました。
豊かな里山では植物性のものしかなくても自然は豊かです。
西洋の栄養学と同じ理論だとぼくは感じました。
例えば1日2000カロリー必要だと栄養学では言いますが、実際人間が生きていくためにはそんなに必要ではありません。
水だけで数か月生きる人もいます。

植物だってものを言います。
それを感じてあげればいいのです。
農家が求められるのは経営のセンスだけではなく、自然と向き合い感じられる力なのではないか?
技術だけはない、感じる力が大切だと思っています。

今はスーパーで当たり前に売っているホワイトアスパラを10数年前に初めて新潟で作って、その年数年ぶりに来県された天皇皇后両陛下に食してもらいました。

農業は国の宝であり、国の基です。
新潟は素晴らしい場所です!

******転載終わり******


わたしのコメントです。
メッセージありがとうございます。
せっかくですのでこの文章、ブログの方に転載しても構いませんか?ブログは全公開にしているので、ぜひ多くの人に読んでもらいたいと思います。

木村さんも、有機ではダメなんだ~と言っていました。タンパク質はあげすぎるとダメになっちゃうんだそうです。

これはマイミクさんから聞いた話なんですが、人間もタンパク質の取りすぎはダメなんだそうです。穀物菜食マクロビオティックをやっていても、納豆や豆腐などの大豆類を取りすぎている人は癌になるそうです。木村さんは野菜も人間と同じで、人間が嫌だな~と思う場所には生えないとおっしゃってましたが、私は違うと思いました。人間が野菜とおんなじなんです。

どんなに進化したと思っていても所詮植物と同じ。野菜の育て方はまさに子供の育て方と同じです。

以前紹介されていた『「平穏死」のすすめ』を読んでわかりましたが、人がわかっている事なんてちっぽけな事でしかないんだなーと。どんなに科学が発達しても、人間が知り得る事なんてほんの僅かなことでしかないんだなと。だとしたら、もっと謙虚に教えを請うべきですよね、自然に。

コシバチョフさんが新潟でされていたことは素晴らしいですね。私は本当の農家でもないし、それで生計を立てている訳でもありません。だから、本来の農家さんに言われるとなかなか大きな声で言えないんですが、それでも時代は変わろうとしています。

私達もその流れに沿って、変わるべき時が来ているのかもしれませんね。人間がどこから来て、どこへ帰るのか。それは自然を育むこの地球、そして地球を生んだこの宇宙ですよね。


******これより転載******

こんにちは!
こんな拙い文章で良ければいくらでも転載ください。

人間も自然の一部なのにそうではない・・・と思っている人がほとんどです。
植物に良くないものは人間にも良くない。
また、その逆で人間に良くないものは植物にも良くないのです。

農家はすべての作物を出来の良いA品にしたいと思いますが、B品も出来るし、虫や病気になって出荷出来ない規格外品も出てくる。
それは人間も同じことです。
B品だって規格外品だって料理人の腕さえ良ければA品に負けない、むしろさらにいいものが出来ます。
人間で言えばどんな人間であっても活き活きと生きていける社会。
農業も人間の社会もすべてがつながっています。
植物が自然と枯れていくように、人間もそうやって人生をまっとうしていく。
農業から人間の営みを教わりました。

ぼくらはもっと自然に近づくべきです。
明治以前の日本のように。

******転載終わり******