分離と統合と
世界は分離に満ちている。
分離とは正義によるところが大きいけど、相手をジャッジするところから始まる。
相手は間違っている、または自分のほうが正しい。
ことに音楽の世界ではそういう分離が激しいみたい。
音楽ってもともと、そういう人間臭いドロドロしたものなのかもね。
昔の音楽家を見てもそう思うわ。
そして、だから私はいったん音楽の世界から身を引いた。
だって苦しくなったんだもん。
そんな世界にいるのが。
でも、音楽はやっぱり好き。
才能が無いのはわかっているけど、歌うことが好き。
楽器を演奏するのも好き。
でもね、そこに近づくことは、またそういう世界に身をさらさなければならなくなる。
歌もしかり、オカリナもしかりよね。
前の記事にチラと書いたけど、ハンドパンの人たちはあんまりそういう事は言わなかったな。
それはちょっと不思議なことだけど。
ハンドパンという楽器のせいもあるのかなぁ。
まか不思議な楽器だから。
どっちにしても、私はもう分離の世界には住めない。
これからの時代は統合の世界なのに、苦しい分離の世界にはもう住んでられない。
みんなも一緒に統合の世界に来ればいいのに。
でも、もう寂しさは感じないよ。
私はジャッジはしないし、そういう人たちとも付き合わない。
あー、まぁ付き合ってるけど、そういう話には乗らない。
正しいか正しく無いかではなく、好きか嫌いか。
私はそういう統合の世界へ進む予定だから。