柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

クラシックストリート 2017 後半

 
さて、クラシックストリートも後半です。
 
ブルーカフェから燕喜館への移動は1時間あるので、とりあえず演奏の後一人残ってドリンクを注文しました。
今日はすべてのお店でワンドリンク500円で頼めます。
えと、もちろんアルコールです(^_^;)
 
今年の考えた経路では会場が公共の場所が多く、飲めない場所が多かったです。
唯一、ここブルーカフェとパルムが一般のお店でした。
 
ゆっくり休憩したあと燕喜館へ向かおうと古町通りを歩いていると、先ほど次の会場へと出て行ったオカリナ友達に遭遇。
どうも次の会場が満員で入れなかったので食事にすることにしたそうです。
 
彼女たちから聞いた話では、途中で別なオカリナ友達にも会ったので今から行ったら会えるかもしれないというのです。
えー!それは嬉しいなと思って、急ぎ足で歩いて行くと、いましたいました!!
 
ええーー!
しかもまた別のオカリナ友達、しかも随分と会っていないオカリナ友達と一緒にいるではありませんか。
どうやらお店が満員で入れず、外のベンチで聴いているらしいのです。
そこで話が盛り上がり、柏餅を頂いて楽しいひと時を過ごしました。
 
 
時間が迫って来たので別れを惜しみながら燕喜館へ向かいます。
実は私、燕喜館に入るのは初めてです。
ちょっとドキドキでしたが、和室でチェンバロとリコーダーの響きはとっても柔らかくて美しかったです。
 

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一応、クラシックストリートでは演奏中の写真撮影や出入りもOKなのですが、やっぱりクラシック畑の人間としては躊躇してしまって、あまり演奏中の撮影はありません。
その点はお許し下さいませ。
 
リコーダーを演奏された方は、確か冬のジャズストリートではビートルズなどの演奏をされていました。
ピアノもギターもリコーダーも演奏されるマルチな方です。
初めてリコーダーの無伴奏曲を聴きましたが、凄いですね!
その後はチェンバロ、バイオリン、ビオラ、チェロも入っての協奏曲の演奏でした。
曲目はプログラムによるとヴィヴァルディの室内協奏曲イ短調RV108、サンマルティーニのリコーダー協奏曲ヘ長調などでした。
 
 
さて、次がいよいよメインのオカリナグループです。
延々と橋を渡って日報メディアシップの空の広場へ。

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この写真はオカリナフレンズの写真ですが、この他に指導をされている市橋靖子さんと本間千鶴子さんのデュオがありました。
オカリナフレンズの皆さんも上手かったのですが、市橋さんと本間さんの演奏がまた素晴らしかったです。
曲目はてんとう虫のサンバとか森のクマさんとか、黒猫のタンゴなどポピュラーな曲が多かったんですが、曲のアレンジがものすごいし二人の息がまたピッタリ合っていて息を飲む演奏でした。
そして何と言っても楽しそうで、市橋さんのお人柄なのか終始笑顔が漏れているのが印象的でした。
ちなみに、先ほど席が満員で入れなかったお店で演奏していたのはこちらのグループです。
 
 
さて、日もだいぶ落ちてきましたが、私の計画はまだ終わりません。
次は市民プラザへ。
ちょっとオカリナ友達と演奏者さんを囲んで話し込んでしまったら、
30分しかない間が随分食い込んでしまいました。
会場へ着いた時には半分以上が終わっていましたが、でも少しだけ聴くことができました。

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色々なリコーダーがあり、リコーダーのオーケストラと説明されていました。
モーツァルトの5つのコントラダンスという曲の途中から聴きはじめましたが、すぐに終わってグリーグのボルベアの時代という組曲の演奏になりました。
観客は少なかったですが、知り合いのリコーダー奏者の方が参加されていて少しお話することも出来ました。
 
 
そして最後の会場、パルムへ向かいます。
少し時間があったので、古町6番町のストリートで演奏しているSaxomaniaの方達の演奏を少し聴きました。

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エルガーの愛の挨拶やピアソラリベルタンゴを演奏していましたが、アンコールのモーツァルトのアベヴェルムコルプスが美しかったです。
 
 
少し時間は早かったのですが、最後のパルムさんへ。

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まだ準備中のところです。
フレスコバルディのそよ風吹けば、チェスティの歌劇オロンティアから当時の演奏形態で歌ってくれました。
歌を習う人が使うイタリア歌曲集にも入っている曲を、当時演奏されていた形で聴くのは初めてです。
午前中はチェンバロで歌わせて頂いたそう。
とても幸せで満ち足りた気持ちで最後を締めることが出来ました。
 
 
 
演奏をはしごして12団体くらい聞いた友人もいますし、歌だけに絞って聴いている人もいます。
色んな楽しみ方が出来るイベントに成長してきていることが嬉しいですね。
新潟県人(いや、市民かな)は、飽きっぽいのか10年くらいでぽしゃってしまうイベントが多い中で頑張って欲しいイベントのひとつです。