柳は緑 花は紅

世界は愛に満ちている…猫と音楽と、ちょっぴり不思議なことが好き!

緊張感と集中力

ハンドパンライブの前日、こんなことを投稿しました。

kyonzy.hatenablog.com

 

すると、あちこちから「緊張しないなんて羨ましい」という声が聞こえてきました。でもね、私の考えはちょっと違います。

 

最近では、リラックスすることが良いパフォーマンスを発揮すると言われていますが、リラックスと言う意味を履き違えている人も多いです。リラックスとダレているのとは違います。演奏者さんが本当に良い演奏をしている時、それはリラックスしているけど集中している状態です。いわゆるゾーンに入っている状態とも言えるかもしれません。

 

これは緊張とはちょっと違います。でも、完全なリラックスとも違うと思うんです。

今回の演奏、私の中ではちょっとした緊張がありました。その証拠に、出だしから躓きました。あ~ぁと思いましたが、そのことに囚われることなく次のフレーズに入れました。まぁまぁ集中も出来ていたと思います。

 

ガチガチの緊張感は演奏に悪影響を及ぼしますが、適度な緊張は集中力を高めます。そして、それは身体のリラックスからもたらされるような気がします。

 

だから、正確に言うと身体のリラックスと精神の緊張と言えるのかもしれませんね。そういう意味では、今回はちとリラックスし過ぎなきらいがあってミスったんだと思います。集中度合いが足りなかったしね。